中古輸入車の違い

認定中古車とは?

中古輸入車と一口に言っても、その販売ルートは2つに分かれており、その内の1つが認定中古車というルートです。
認定中古車は中古車と言えども、正規ディーラー店が認める輸入中古車になります。

通常アメ車は最初、正規輸入車として日本に輸入されてきますが、オーナーが手放すことで中古車となり、中古車となる際に正規ディーラーが車検やメンテナンスを行ったのが、認定中古車です。
問題が無いかどうかを正規ディーラー店によって確認した上で次のオーナーへと渡されていきますので、より質の高いアメ車を求めている方にはピッタリと言えるでしょう。
消耗品交換なども事前に行われていますので、自分でメンテナンスを行う必要も有りません。

中古輸入車とは?

中古の輸入車を手軽に購入できるもう一つの販売ルートが、中古輸入車になります。
こちらは単純に中古の輸入車を買い取った企業によってそのまま販売されており、半年保証などの保証期間をつけてそのまま販売するルートです。

ディーラーによる点検やメンテナンスなどが行われていない分、非常に安く輸入車をゲットできるのが特徴で、輸入車を出来るだけお得に購入したいという方におすすめになります。
ただし車選びを丁寧に行わないと、大事故に繋がるような酷い状態の車もありますので、保証期間が付いているとは言え、ある程度見る目を養う事が大切です。

両者購入時のメリットデメリット

認定中古車と中古輸入車にはそれぞれ、メリットデメリットがあります。
まず値段面が大きく変わりますが、中古輸入車の場合はディーラー店を通さない分お得に、認定中古車はディーラー店を通す分、中古車にしては割高な価格です。
中には新車レベルの値段で販売されている認定中古車もありますので、それであれば最初から新車を購入するというオーナーも多いでしょう。

次に、安全面や信頼面の違いがあります。
正規ディーラー店を通している認定中古車の場合は、車検もしっかり行われ、消耗品交換も行われていますので、品質はお墨付です。

ですが中古輸入車の場合、車検やメンテナンスは一切行われていませんので、購入後、自分で消耗品の交換などもする必要があります。
そのまま乗り続けると故障の原因に繋がるだけではなく、致命的な大事故に繋がる恐れもありますので、ある程度メンテナンスの知識が無いと中古輸入車は危険と言えるでしょう。
このようにそれぞれメリットデメリットがありますので、中古の輸入車を探す際にはどの様なルートで販売されているのか確認することが大切です。