EV

アメリカのGMやフォード、クライスラーを傘下に収めるステランティスは、2035年までにガソリン車の生産を中止するという中期計画を発表しています。
これはカルフォルニア州が表明した「2035年以降州内でのガソリンエンジン搭載車の販売を禁止する」という法案が発端です。
他の州でもこの法案に追従することを表明しており、自動車メーカーにとっては電動化へ舵を切るきっかけとなりました。

GMが本格的にEVシフトを表明

アメリカの電気自動車といえばテスラが有名ですが、アメ車の本家であるGMが量産型の新型EVを相次いで発表しています。
注目はハマーEVです。2022年から2023年にかけて2モーター方式で約870万円のエントリーモデルなど各種モデルが発表される予定となっています。
重量は約4トン以上で、バッテリーだけでホンダシビックと同じくらいの重さです。
走るためには、多くの電力が必要で、アメリカ環境保護庁によると、ハマーEVの燃費は47MPGe(ガソリン換算で1ガロン当たりの走行マイル数)ですが、テスラのモデル3は132MPGeでした。
過去の巨大なSUVやトラックの欠陥そのままで、あまり環境にやさしいとは言えないような気がします。

EVのために爆音のエンジン音機能を開発

EVは走行音が静かという特徴を持ちますが、しかし、静かすぎて歩行者に気づかれにくいという側面も持っていたります。
そこでマッスルカーを作ってきたダッジ(Dodge)が、次世代マッスルカーとともに疑似的なV8エンジン音を響かせる機能を搭載しました。
その音量はなんと126dBの爆音。この数字は航空機のエンジン近くに相当します。
あくまで疑似エンジン音なのでアイドリング中の振動やアクセルを踏み込んだ際の車体が震える感覚はないのでしょう。
利点としては空ぶかしをしても排気ガスが出ないことですかね。
賛否両論ありますが、EVにもガソリンエンジン車が忘れられない人向けの機能だと思います。

本格的なEVシフトはまだ

アメリカの自動車メーカーもEVへシフトしているところですが、ディーラー関係者の大半が多くのユーザーはEVを本気で買おうと思っていないと分析している印象です。
テスラの成功でEVシフトを実現したように見えますが、実際はまだまだガソリンエンジン車が活躍しています。
とはいっても、今後、大幅に前倒される可能性もあります。期限が迫っているため、メーカーはEVを投入していでしょう。